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血管を鍛える

血管を鍛える

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今年は12月としては何年かぶりに大雪らしいですね。
それにシバレテてきていますが、
風邪を引かないでよう気をつけてください。

院長の玉木弘孝です。

血管を鍛える

最近読んだ本で、なかなかいいなと感じた本です。

私も来年3月で還暦。
こないだ定山渓で一泊であった高校の同期会では大半が(遅生まれなので)もうすでに還暦を迎え、もう会社を退職したとか来年3月で定年だからどうしようかという話であちこち盛り上がって(盛り下がって?)いました。

思い起こせば、高校生のとき自分が60になるなんて想像すらできなかったのですが、意外とあっという間に簡単になっちゃうもんなんだなあというのが実感です。

みんなシワ・シミが目立ち始め白髪や禿げたり、腹が出たり、腰や背骨が少し曲がって前屈傾向になり
中には腰痛で歩けなく車いすで参加した強者(?)もいました。

巷ではアンチエイジングという言葉が飛び交い、その関連商品が売れています。
それら多くのものは外見を若く(老けないよう)見せるものがほとんどです。

もちろん外見は大事ですが、人間の身体は外側の見えるところ(皮膚や髪の毛など)だけが独立して存在するわけではありません。

当然その下の筋肉・骨格・内臓・血管などとつながっています。

歳をとると、筋肉が衰え減少し、同時に骨も細く脆く、胃腸・肝臓・心臓・肺などの機能が低下し調子が悪くなりがちです。
それでいて基礎代謝が落ちるため脂肪(皮下脂肪だけでなく内臓脂肪も)がつき過ぎて太ってくる。
さらに腰・肩・膝等の関節に痛みがあり曲がりにくい。
最近は若い人でもこんな人増えてますよね。
つまり外側だけでなく中身にガタがきている訳です。

そんな中でとくに血管は皮膚などの外側はもちろんのこと、全ての骨(歯の中にも)・内臓(脳も)すべてのものに網の目のように張り巡らされ常に酸素と栄養を運び、老廃物を排出する通り道です。

それがタバコ・酒・運動不足・ストレス・老化などにより、毛細血管も含めて全ての血管が減少し収縮し全体的に詰まりやすく堅く弾力性がなくなり細くて通りが悪くなってきます。
とくにこのような寒冷な季節にムリをしたり興奮したり気張ったりして、簡単に血管が切れたり破れたりすると、心筋梗塞・脳梗塞(脳卒中)が起きてしまいます。

血管って造影剤でも使わないかぎりレントゲンにも写らないし、筋肉・骨格のように触っても分からないし目で見えないですから、古くなったホースみたいになっていても自分も他人も全く気付かないですよね。

例えば、自分で鏡を見て、あるいは他人を見て、「あの人の血管は弾力性があって豊富だし若々しいよね」なんて言わないですよね。

今は男性化粧品もかなり売れていますが、身体の外側にばかりお金をかけて注意を払うだけでなく、身体の中身とくに血管に少しは気を遣いましょう。

結局は中身が若々しく保たれれば、
ひいては血行がよく肌ツヤの外見も良くなりますからね。

「そのためにはどうすればいいいんだよー。」ですって?
それを知りたければ、この本を読んでください。

(札幌 たまき矯正歯科 院長 玉木弘孝)

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