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2011北海道マラソン

2011北海道マラソン

Tag: 院長のブログ ランニング

9月に入った今日も30℃を超えて暑い日がつづく札幌ですね。

院長の玉木弘孝です。

今年も、8月28日北海道マラソンに挑戦してきました。
結果は残念ながら37キロ地点でタイムオーバーのため強制中止でした。

北海道マラソン北海道マラソン

12時10分のスタート時、天候晴れ、気温29℃、湿度47%、ほぼ無風。
去年と同じくらいの気温で、この分だとやっぱり途中の午後1〜2時ころに30℃を超えるだろうなと嫌な予感が頭をよぎりました。

案の定中島公園をスタートして新川通りあたりでは、ビルの日陰もなくコンクリートからの照り返しも強く、体感温度としては34〜35℃くらいというところでしょうか。

予想はしていましたが、かなりきついです。
でも、湿度が70%だった去年と比べ空気がカラッとしていたことと、
途中弱い風も吹いてくれたので、
去年の25キロあたりでの途中タイムオーバー強制中止よりはいい結果がでるかな、
いやゴールまで完走できるかなという期待を持って走っていました。

しかし、25キロあたりから右足の膝に僅かな痛みとも言えないほどの違和感を覚え、
これがブレーキになるのではという不安を持ちはじめました。

さらに左肘や首の筋肉が固まって来ているような疲労感を感じはじめ、
走りながら片方ずつの腕を大きく伸ばし回転したり首を回したりの
ストレッチをしながら走りました。

30キロ過ぎからは今度は両足の太ももとふくらはぎの筋肉が固まってきていて、
けいれんやつりそうな違和感と用心してきた右膝の柔軟性が明らかになくなって、
これこそ「足が棒になっちゃった」とう表現がピッタリの感じになりました。

給水ポイントでは毎回必ず給水し、さらに首筋の後ろにかけるほか、
熱をもって悲鳴を上げている右膝と両足太もも・ふくらはぎの筋肉に
紙コップの水をかけ、何とかだましだまし走り続けました。

やがて35キロ地点の4時間10分以内の関門を何とかくぐり抜けたころから、
遠く後ろの方でスピーカーを積んだ車が一人一人に
「○○番のランナーの方、タイムオーバーですので走るのを止めてください。」
と命じるアナウンスが聞こえて来ます。

何かの悪魔に追いかけられているかのように、
そのアナウンスからなるべく遠ざかるためスピードを無理して上げると、
両足の筋肉がつりそうになり緩めたり、また上げたりの繰り返しを2キロほど続け、
もうあと5キロでゴール、さらに2キロ半ほどすれば何とか北大構内に入って
ぎりぎり逃げ切りフィニッシュできるかなとの淡い期待も無残に
「6695番のランナーの方〜」のアナウンスが冷酷に下されました。

北海道マラソン北海道マラソン

歩道の端の縁石に座り、悔しさと、もう走らなくていいんだという開放感・安堵感の入り混じった何とも言えない放心状態で、
もう誰も走っていない道路を長い間眺めていました。

「ああ、今年の夏も終わったのかぁー。」と
心のなかでつぶやき途中中止ランナー収容バスに乗り込みました。
大通り公園のゴール地点に到着するまで、
「あと5キロを30分ちょっとだったのに」と「もうがんばらなくていいんだ」
の言葉が交互に頭の中を行き来していました。

神奈川から今年も来てくれて一緒に走ったHONOMARAさん、
うちの近くで開業して時々お世話になっている内科のM先生から携帯で連絡をいただき、
20数キロ地点でやはりダメだったとのことでした。

ともに60代(70歳に近い)で普段から練習で走り込み、
暑くて過酷だと分かっていても挑戦しスタートラインに立って完走を目指し
全力を尽くされたお二人には、
私の将来の見習うべきランナーとして心から敬意を表します。

(たまき矯正歯科院長 玉木弘孝)

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コメント

  • 玉木先生、大変お疲れさまでした。私、いつものように新川通り(37~38キロ地点)で応援していましたので、私のところのほんとにわずか手前でタイムオ―バ―だったのですね。残念!!8月のお盆を過ぎたあたりは少し気温も下がって涼しくなっていたので、今年は走りやすい気候ならいいな~とずっと思っていたのですが、やはり北海道マラソンは甘くないですね。10月の札幌マラソンに向けて少しずつ走っていますが、来年は(完走できる自信は全くありませんが)スタートラインに先生と一緒に立ちたいです。豊平川(5月)→千歳(6月)→豊平(7月)→北海道マラソン(8月)という青写真を今から描いて、これから冬場はしっかり体作りです。それでも一昨年より昨年、昨年より今年と50才を越えて年々体は元気になっています。これも2年前の一番つらい時期にマラソンに誘って下さった先生のお陰と感謝しております。今は将来の夢に向かって、充実した毎日を過ごしています。


  • 修さんのほんの数百メートル手前だったのですね。武蔵近くのマクドナルドの看板がもう少しで見えるかなというところでしたので残念です。10月の札幌マラソン(ハーフ)でまたご一緒しましょう。そして来年の北海道マラソンも一緒にスタートラインに立ちましょう。フルマラソンを一歩一歩走るかのように、今から一歩一歩積み重ねて行けば、一年後にはフルマラソンに挑戦できる体力・気力も培われてきますから。


  • HIRO先生、ただただ素晴らしいの一言です。マラソン素人人間にとっては、フルマラソンに参加するだけでも感動ものです。
    お疲れ様でした。けががなくてよかったです。
    たしか、7位か8位に入賞したジュイ選手はハーフマラソンで少し話しました。英語の発音はとても聞きやすく驚きました。とてもいい子でしたよ!
    Anyway,
    HIRO先生のパワーはすごいです!


  • 藤井さんコメントありがとうございます。
    これからも医療通訳の他に、マラソンの海外招待選手の通訳もがんばってください。
    私も、ジュイ選手には遠く及ばないですが、また一ヶ月後の札幌マラソン(ハーフ)に向けて練習です。



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