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お魚外交

お魚外交

Tag: 院長のブログ 海釣り

いよいよ札幌の夏も本格的な暑さとなりましたが、
お元気でしょうか?

たまき矯正歯科院長の玉木弘孝です。

一昨日休診日の水曜日、積丹半島の先っぽの沖へ、タラ釣りに行ってきました。

幌武意漁港から浜丸に乗って一時間ほど行ったところが、タラ釣りのポイントです。

タラ釣り

船頭の合図に従い6人の釣り人が一斉に
1㎏ほどのおもり(タラシャクリ)を160mの海底に沈めます。
シャクリがガツンと海底に着く衝撃を確認しすぐに50㎝ほど上げ、竿先を2mほど上下に動かし続けます。
すると急に仕掛けの針が海藻か何かに引っかかった(これを根がかりという)ような感覚が竿を持つ手に伝わったら、タラが針にかかった証拠です。
焦らず一度思いっきり竿先を上にさらに鋭く持ち上げ(シャクる)てから、ゆっくりリールを手で巻き上げます。
その時タラ特有のどしんどしんという引きを、やっぱりこれはタラだと確認してから、リールの電動スイッチを入れます。
あとは途中でバレ(針からはずれて逃げてしまう)ないかハラハラしながら、ときどき竿先がタラの引きで海面に突き刺さるのを確かめ、数分かけてタラが引き上がってくるのを待ちます。

タラが海面にその白く丸く太った腹を見せると、ゆっくり釣り糸をたぐし寄せ、
船べりに近づいたらタモ(大きいトンボ取りの網のようなもの)に入れ、甲板に引き上げます。

上の写真のように70〜80㎝くらいのマダラが8本、小さめのスケソウダラが4本、
他にホッケも10匹ほど釣れました。

大きいマダラは帰りの甲板上で内蔵とエラをとり、
他の魚の餌になるよう海に捨てました。

タラ釣り

上の写真のようにクーラーボックス一杯になり、
家に帰ってタラのフライやムニエル、
さらにこの暑い夏だと言うのにタラ鍋料理を家族みんなで楽しみました。

我が家だけで食べきれず、隣近所や親戚・知人にお裾分けします。
さらにはアルバイトで家庭教師をやっている大学生の息子などは、
さばいたタラを教えている生徒家族に持って行き、喜んでもらったようです。

今はちょうどお中元のシーズンですが、言葉で挨拶するだけではなく
やはり相手に喜んでもらいたいという気持ちを込めた何らかの物を
手渡すというのは、渡す方ももらう方もよりいっそう親近感がわいて良いもんですね。

こちらとしては相手にそんなに気を遣ってもらわなくても、と思うのですが、
後日相手の方がこんどは野菜や果物を「どうぞ食べてください」とか言って
持ってきてくれたりもします。

そんなときこちらもその心遣いにより感謝の念と親近感をもったりもします。

最近は隣近所や親戚付き合いが希薄になり、
道で会っても挨拶も交わさないのが当たり前になりつつあります。

しかし、ちょっと余ったものや家で食べきれない物を「お裾分け」するというのは、
古くさい昔の習慣のようですが人間関係を円滑化するための
先人たちの知恵だったんだなあと改めて感じる今日この頃です。

私の釣りという趣味が自分の楽しみだけではなく、
家族でおいしい旬の魚を堪能するという楽しみや、
隣近所・親戚・知人にも喜んでもらえるという、
2重3重の効果を発揮してくれるというのはうれしいことです。

私の妻や子供たちの他人との付き合いに役立っていて、またこんどブリ釣りやイカ釣りにも行きたいなと思う次第です。

以前、中国が改革・解放路線で世界に友好関係を築くために
得意なピンポン選手を他国に派遣したり招待したりした「ピンポン外交」や、
国交樹立の贈り物としてパンダを送ったような「パンダ外交」ではないですが、
うちも「お魚外交」を展開中です。

(札幌 たまき矯正歯科 院長 玉木弘孝)

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