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村上春樹「エルサレム賞」受賞

村上春樹「エルサレム賞」受賞

Tag: 院長のブログ こんなできごと 村上春樹

こんにちは! お元気ですか?

   札幌 矯正歯科 専門医院、「たまき矯正歯科」 院長の玉木 弘孝です。

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先月も書きましたが、村上春樹が「エルサレム賞」を受賞しました。先月イスラエルがパレスチナ自治区ガザに侵攻し、1300人以上の一般市民が犠牲になりましたが、そのイスラエルで行われた授賞式の講演で、軍事力によるやり方を彼は英語で次のように批判しました。

 一、イスラエルの(パレスチナ自治区)ガザ攻撃では多くの非武装市民を含む1000人以上が命を落とした。受賞に来ることで、圧倒的な軍事力を使う政策を支持する印象を与えかねないと思ったが、欠席して何も言わないより話すことを選んだ。

 一、わたしが小説を書くとき常に心に留めているのは、高くて固い壁と、それにぶつかって壊れる卵のことだ。どちらが正しいか歴史が決めるにしても、わたしは常に卵の側に立つ。壁の側に立つ小説家に何の価値があるだろうか。

 一、高い壁とは戦車だったりロケット弾、白リン弾だったりする。卵は非武装の民間人で、押しつぶされ、撃たれる。

 一、さらに深い意味がある。わたしたち一人一人は卵であり、壊れやすい殻に入った独自の精神を持ち、壁に直面している。壁の名前は、制度である。制度はわたしたちを守るはずのものだが、時に自己増殖してわたしたちを殺し、わたしたちに他者を冷酷かつ効果的、組織的に殺させる。

 一、壁はあまりに高く、強大に見えてわたしたちは希望を失いがちだ。しかし、わたしたち一人一人は、制度にはない、生きた精神を持っている。制度がわたしたちを利用し、増殖するのを許してはならない。制度がわたしたちをつくったのでなく、わたしたちが制度をつくったのだ。

最近、私の一人の良き友人が、強大な制度という壁に圧殺され押しつぶされようとしてるさ中なので、このスピーチに非常に共感しジーンと来るものがリました。

「私は今までもそうだったように、これからもどんな事があっても、あなたを応援し力になります!」

(札幌 矯正歯科 認定医 たまき矯正歯科 院長 玉木弘孝)


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